メンズエステに通ったことがある人なら、一度は思ったことがあるのではないでしょうか。
「このセラピストって、どんな人なんだろう？」
「なぜこの仕事を選んだのかな？」
今回は、現役のメンズエステスタッフに取材を行い、セラピストの素顔や裏側について深掘りしてみました。
イメージだけでは語れない、リアルなメンエスの世界を覗いてみましょう。
セラピストってどんな人が多いの？
ひとくちに“メンズエステのセラピスト”と言っても、その背景は実にさまざま。
取材に応じてくれたスタッフいわく、最近は次のような傾向があるそうです。
学生やフリーターなど20代の女性がメイン層
昼職と掛け持ちのOLや主婦も一定数存在
マッサージ経験がない未経験者も多いが、入店後に研修あり
清楚系、モデル系、癒し系など、ルックスのタイプは幅広い
見た目の印象や雰囲気だけでなく、“会話力”や“気配り”が重視される点も特徴的。
「見た目がよければOK」ではなく、「また会いたくなる女性」であることが求められるようです。
なぜこの仕事を選んだの？
セラピストとして働く理由は人それぞれですが、スタッフがよく聞くのは次のような声。
「人と話すのが好きだから」
「マッサージや癒しに興味があった」
「接客が得意なので活かせると思った」
「時給が高く、短時間でも稼げるから」
もちろん、“お金目的だけ”の人もいるにはいますが、本当に売れているセラピストは“人を癒したい”という気持ちがある人が多いとのこと。
結果的に、お客さんの満足度も自然と高くなるようです。
店舗側が採用で見ているポイント
面接の際にお店が重視するポイントも気になりますよね。
実際に聞いてみると、以下のような要素が採用可否を分けるとのこと。
清潔感のある見た目や言葉づかい
お客様との距離感を適切に保てるか
愛嬌や自然な笑顔があるか
簡単な敬語やマナーが身についているか
本人が「働きたい」という意志を持っているか
セラピストはサービス業。
いくら容姿が良くても、対応が雑だったり挨拶ができない人は採用されにくいそうです。
逆に、「未経験だけどやってみたい」という真面目な姿勢は大歓迎とのことでした。
セラピストの1日の流れって？
一例として、昼勤務のセラピストの1日をざっくり紹介すると…
11:00 出勤・身だしなみチェック
11:30 1人目の施術（90分）
13:30 休憩・待機時間
15:00 2人目の施術（120分）
17:30 受付終了・退勤
予約状況によっては、空き時間に待機（個室やスタッフルーム）で過ごすことも。
「施術以外の時間の使い方」も、売れっ子と新人で差がつくポイントなんだとか。
セラピストの“裏の顔”とは？
働く中でのやりがいや本音も聞いてみました。
「お客さんに“癒された”と言ってもらえるのが嬉しい」
「リピーターがつくと自信につながる」
「大変なこともあるけど、接客が好きだから続けられる」
「出会いが多くて、人間的に成長できた気がする」
中には、ちょっとしたストレスやトラブルに悩むケースもありますが、スタッフや他のセラピスト同士で支え合いながら働いている様子が伝わってきました。
おわりに：メンエス嬢は“ただのマッサージ嬢”ではない
メンズエステのセラピストは、癒しのプロであり、会話と気遣いの達人でもあります。
彼女たちの魅力は、見た目や施術のうまさだけでなく、
「また会いたい」と思わせる空気感や距離感にあります。
次にメンズエステに行くときは、
「この人はどんな気持ちでこの仕事をしてるのかな？」
と少しだけ想像してみると、いつもより深く楽しめるかもしれません。
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